第52回(2021年)ENEOS童話賞  受賞者表彰

第52回ENEOS童話賞は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため表彰式の開催を中止しましたが、受賞者の皆様には賞状・記念品などを贈呈し、表彰しました。

お祝いのことば

ENEOSホールディングス株式会社 代表取締役社長 大田 勝幸 ENEOSホールディングス株式会社 代表取締役社長 大田 勝幸ENEOSホールディングス株式会社
代表取締役社長 大田 勝幸

「ENEOS童話賞」を受賞された皆さま、このたびは誠におめでとうございます。

ENEOSでは、毎年「心のふれあい」をテーマとしたオリジナル創作童話を広く募集し、特に優秀なものを表彰しております。今年もたくさんのご応募をいただきました。
この中から選ばれた優秀作品を「童話の花束」という本にまとめ、全国の幼稚園などにプレゼントしているほか、広くチャリティー販売を行い、奨学金として児童福祉施設の子どもたちの自立を支援しています。
いわば、皆さんの作品が全国の子どもたちの成長を支え、社会に貢献していることになるのです。そういった意味においても、改めて御礼申し上げます。
さて、例年であれば表彰式を開催し、受賞された皆さまをお祝いするところなのですが、今年も昨年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止のため、皆さまの健康を最優先とし、表彰式を開催しないことといたしました。受賞された皆さまおひとりおひとりに対し、直接お祝いの言葉をお伝えできないことは大変残念ではありますが、賞状・記念品などをお届けし、お祝いを申し上げさせていただきます。

最後になりますが、受賞された皆さま、ならびにご家族の皆さまのご健康とご活躍をお祈りいたしまして、挨拶とさせていただきます。

受賞のコメント

一般の部
最優秀賞「赤いオシロイバナ」三浦 裕子さん

幼いころ私が「お父さん、個性ってなに?」と聞くと、父は「お姉ちゃんにあってお前にないもの」と言いました。その時は個性の意味がわかりませんでしたが、今はよくわかります。衣食住、生活すべてにこだわりがあり、好き嫌いのはっきりしている姉。個性的だねとよく言われます。一方私は「何でもいい」が口癖で、何というか普通そのものというか、平々凡々という言葉がぴったりです。旅行先や初めて行った町でも、よく道を尋ねられます。我ながら町にすっかり溶け込み、地元の人と思われるのでしょう。すでに見抜いていた父はさすがですが、それはそれで、とても居心地のよい「普通の人」です。
今回、最優秀賞をいただき、この私が?ととても驚き、ものすごくうれしいです。以前、息子と広島に旅行した際、自分なりに感じたこと、思いを書いてみました。
今年十三回忌を迎える父の優しい笑顔が想いだされます。ありがとうございました。


中学生の部
最優秀賞「ひとつめの魔法は」山口 桜空さん

中学生の部 最優秀賞 山口 桜空さん 中学生の部 最優秀賞 山口 桜空さん

この度は、最優秀賞に選んでいただき、ありがとうございました。
このお話は、たまたま「狐雨」という言葉に出会ったことから生まれました。私はなぜかこの言葉に強く惹かれ、どうしても使いたい!と思いました。
また、私は小さい頃から魔女や魔法の出てくるお話が大好きだったので、このお話にも登場させてみました。書いているときは、由香のように不思議なものを信じられる、きらきらとした気持ちになり、とても楽しかったです。受賞のお知らせをいただいたときには、喜びと驚きが私の頭の中でぐるぐる回り続けていました。
このようなすばらしい賞に選んでいただけたということ、多くの人に私のお話を読んでいただけるということが、とてもうれしいです。
私は、この賞に応募したことで、自分が物語の世界をとても好きなのだと、あらためて感じました。これからも、たくさんの方々に楽しんでいただけるような物語を目指し、書き続けていきたいと思います。本当に、ありがとうございました。

小学生以下の部
最優秀賞「笑顔のハンカチ」中嶋 亜季さん

小学生以下の部 最優秀賞 中嶋 亜季さん 小学生以下の部 最優秀賞 中嶋 亜季さん

私はこれまで、頭に思いうかんだことをお話にしようとノートに書き出してみた事が何度もありました。でもいつもとちゅうで終わってしまい、作品をしあげられたことがありませんでした。『笑顔のハンカチ』は、私が初めて最後まで書きあげることのできたお話だったので、書き終えた時はうれしい気持ちで胸がいっぱいになりました。
このお話は、自分と主人公のゆうちゃんとを少し照らし合わせて書いたものです。ゆうちゃんは私に似ておっちょこちょいで忘れんぼうです。こんな時、私だったらどうするか、どう思うかを想像しながら書きました。ゆうちゃんのお店の色々なまほうの商品を考えるのがとても楽しかったです。
今回の受賞を知ったときは、思わず弟のほっぺをひっぱってしまうほどびっくりしました。このようなすてきな賞に選んでくださり、本当にありがとうございます。
これからも人を笑顔にできる童話をたくさん書いていきたいです。