JXTGグループ「2017年度-2019年度中期経営計画」の策定について
- JXTGホールディングス
当社(本社:東京都千代田区大手町一丁目、社長:内田幸雄)は、グループ理念のもと、国際的な競争力を有するアジア有数の総合エネルギー・資源・素材企業グループを目指しております。このほど2017年度からの3ヵ年の経営目標・戦略を定めた「2017年度-2019年度中期経営計画」を策定しましたので、その概要を下記のとおりお知らせいたします。
記
1.「2017年度-2019年度中期経営計画」の概要
(1)基本方針
本中計を、「抜本的な変革の実行プラン」と位置付け、基幹事業の収益力強化(エネルギー事業を中心とした徹底した事業変革、統合シナジーの最大化と早期実現)、事業ポートフォリオの最適化、次世代の柱となる事業の育成・強化、経営基盤の強化(経営管理体制の整備、人材の育成等)等の諸施策を通じ、「キャッシュフローと資本効率を重視した経営」を推進し、事業環境の変化に適応可能な収益・財務基盤を確立する。
(注)各中核事業の事業戦略については、別紙参照。
(2)前提条件(2019年度)
ア.為替 : 110円/ドル
イ.原油価格(ドバイ) : 60ドル/バーレル
ウ.銅価格(LME) : 270セント/ポンド
(3)経営目標(2019年度)
ア.営業利益(IFRS) : 5,000億円
イ.フリーキャッシュフロー : 5,000億円(2017-2019年度累計)
ウ.ネットD/Eレシオ : 0.7倍以下(資本合計ベース)
エ.ROE : 10%以上
(4)利益計画(在庫影響除き営業利益)
(5)設備投資額
(6)株主還元方針
ア.基本方針:株主への利益還元が経営上の重要課題であるとの認識のもと、中期的な連結業績の推移および見通しを反映した利益還元の実施を基本としながら、安定的な配当の継続に努める。
イ.本中計中における株主還元の考え方
a.経営統合による効果を積極的かつ早期に反映すべく、2017年度の1株当たり配当を2円増額の年間18円とする。
b.経営目標達成の進捗により、さらなる株主還元(増配・自己株式取得)を目指す。
以上