ニュースリリース

2022年度

2023年2月 9日

グリーンローンによる資金調達の実行について

各 位

 当社(社長:齊藤 猛)は、株式会社みずほ銀行(頭取:加藤 勝彦)をアレンジャーとする600億円のシンジケーション方式でのグリーンローン契約を本日締結しましたので、お知らせいたします。

 当社は、長期ビジョンにおける2040年のありたい姿の一つに低炭素・循環型社会への貢献を掲げ、エネルギー安定供給に不可欠な国内事業基盤を維持しつつ、政府や他企業と歩調を合わせて取り組み、自社排出分および社会のカーボンニュートラルの実現を目指しています

 加えて当社は、今般策定したグリーンファイナンス・フレームワーク※1に基づき、カーボンニュートラル実現に向けた再生可能エネルギーの推進などの取り組みに必要となる長期的な資金を、グリーンボンド、グリーンローンなどのグリーンファイナンスを通じて調達してまいります。なお、本フレームワークと「グリーンローン原則2021」などのガイドラインとの適合性については、第三者評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社から第三者意見を取得※2しています。

 本グリーンローンによる調達資金は、当社グループで再生可能エネルギー事業を展開するジャパン・リニューアブル・ エナジー株式会社※3(社長:竹内 一弘、以下「JRE」)における太陽光発電事業およびバイオマス発電事業のリファイナンス※4として充当します。資金充当完了までの間、充当状況、CO2削減量などの環境改善効果を報告※5いたします。

 今後も当社は、再生可能エネルギーの拡大を通じて、エネルギートランジションを強力に推進してまいります。

※1 「グリーンボンド原則2021」、「グリーンローン原則2021」、「グリーンボンドガイドライン及びサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン2022

  版」、および「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2022年版」に則り、4 つの要素(調達資金の使途、プロジェクトの評価と選

  定のプロセス、調達資金の管理、レポーティング)に関して定めたフレームワーク

※2 DNVビジネス・アシュアランス・ジャパンによる第三者意見はこちら

※3 2022年1月に当社子会社のENEOS株式会社(社長:齊藤 猛)が株式取得したJREは、2012年に「再生可能エネルギーで世界を変える」というミ
  ッションのもとに設立されました。地域のご理解を得ながら、60の発電所(太陽光・風力・バイオマス)を運営または建設し、洋上風力発電を含む複数の大型案

  件を計画しております。再生可能エネルギーを通じて環境や社会の課題の解決、脱炭素で持続可能な社会の実現を目指しています。

※4 開発、建設、運営、改修費用へ充当予定

※5 ENEOSホールディングスホームページ サステナブル・ファイナンスにて報告予定

<本グリーンローン契約の概要>

借入人 ENEOSホールディングス株式会社
契約金額 600億円
資金使途 JREにおける太陽光発電事業およびバイオマス発電事業のリファイナンス資金
借入期間 7年間
契約締結日 2023年2月9日
アレンジャー 株式会社みずほ銀行


以 上