ENEOSホールディングス、NIPPOを完全子会社化 ~アスファルト製造から道路舗装まで、サプライチェーンの全体最適化を図る~

2026.10.23
  • ENEOSホールディングス
  • 株主・投資家向け

 ENEOSホールディングス株式会社(以下、ENEOS HD)は、ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクが間接的に保有する特別目的会社であるエーテルホールディングス合同会社およびジェイ・エル・キュー・エルエルシー(以下、総称してゴールドマン・サックス)より、ENEOS HDの連結子会社であるロードマップ・ホールディングス株式会社(以下、RMH)の株式を取得するための株式譲渡契約を締結しました※1。本契約に伴い、株式会社NIPPO(以下、NIPPO)は、ENEOS HDの完全子会社※2となります。ENEOS HDがNIPPOを100%保有することにより、アスファルトの製造から道路舗装までサプライチェーンの全体最適化を図ります。

 ENEOSグループの石油精製・販売事業を担うENEOS株式会社(以下、ENEOS)は、原油精製の過程で生産されるアスファルトの製造・販売を手がけており、NIPPOはアスファルトを原料とした合材※3の製造に加え、国内外で幅広く道路舗装事業を展開しています。

 2021年、当時ENEOS HDの連結子会社であったNIPPOについては、ゴールドマン・サックスと共同でガバナンス体制の強化を目的として親子上場を解消し非公開化したうえで、両株主のもとで外部パートナーの知見やネットワークを活用しながら、NIPPOの企業価値向上に取り組み、将来的な再上場を目指すことを基本方針としておりました※4。

 NIPPOの非公開以降、ENEOSグループを取り巻く事業環境や成長戦略は変化しております。足元では脱炭素化の進展が当初想定より緩やかになる可能性を見据え、基盤事業の収益力強化や早期に収益が期待できる事業の獲得を重視しており、その過程において当時は十分に具体化していなかったNIPPOとのシナジー創出の機会が明確になってまいりました。原油精製の連産品であるアスファルトの生産を継続することは、ENEOSの基盤事業である製油所の安定稼働をさせるうえで重要であり、NIPPOにとっても安定的かつ競争力のある原料調達は事業競争力の源泉となります。

 ENEOS HDは、こうした事業環境や成長戦略の変化およびシナジー創出機会の具体化を踏まえ、NIPPOを完全子会社化し、両社の経営資源をより機動的かつ一体的に活用することが、ENEOSグループ全体の中長期的な企業価値向上に資するものと判断し、本株式取得を実施することといたしました。

 本取引を通じて、アスファルトの製造から道路舗装に至るまで、サプライチェーン全体の最適化を図り、基盤事業の競争力を強化してまいります。加えて、迅速な意思決定のもと研究開発をはじめとする経営資源を相互に活用し、事業領域の拡大を進めてまいります。さらに、NIPPOが有する土壌改良や建築等の知見を活用することで、遊休地活用などのグループ価値向上施策を推進するとともに、ENEOSグループが成長機会拡大エリアとして位置付ける東南アジアにおいて、今後見込まれる道路インフラ整備の需要拡大も取り込みながら、海外事業の成長を目指してまいります。

 ENEOSグループは、「今日のあたり前を支え、明日のあたり前をリードする」という決意のもと、これからも社会の発展と活力ある未来づくりに貢献してまいります。

 <本取引のシナジー>

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※1 本日の東証開示もご参照ください「当社子会社(ロードマップ・ホールディングス株式会社)の株式追加取得による株式会社NIPPOの完全子会社化に関するお知らせ」

※2 RMH社を完全子会社化することに伴い、NIPPOはENEOS HDの完全孫会社となりますが、有価証券報告書上記載に倣い本プレスリリースにおいては広義の子会社として記載しております

※3 アスファルト舗装用の混合材料

※4 2021年9月7日公表「子会社株式に対する公開買付け等に係る基本契約の締結に関するお知らせ」

以 上

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