KPI・目標

人的資本経営に関するグループ共通KPIを活用し、人材戦略を着実に実行

ENEOSグループは、グループ人材ビジョン「『今日のあたり前を支え、明日のあたり前をリードする人材』がイキイキと能力を発揮し生産性を最大化している状態」の実現を目指して人材戦略を展開しています。その実効性を客観的に確認するため、グループ共通KPIを設定しています(対象範囲は主要な事業会社まで)。第4次中期経営計画では、適所適材に関する「成長機会スコア」「1人当たり教育投資額」、企業文化づくりに関する「働きがいスコア」「働きやすさスコア」「健康」の5項目を人材戦略の非財務KPIとしています。

これらのKPIについて、CHROを議長とするENEOSグループ人的資本経営推進会議において定期的に確認・評価しています。KPIの達成状況をもとに施策の優先順位や内容を見直し、人材戦略のPDCAサイクルを回すことで、第4次中期経営計画の目標達成に向けた人的資本経営を推進しています。

KPI区分と評価方法

グループ共通KPIをその達成目的に応じて3つに区分しています。

  • グループ目標指標:人的資本経営をグループ全体で実現するために一丸となって底上げを目指す指標。上述した5項目の非財務KPIがこの区分に含まれます

  • 各社目標指標:事業特性や人材構成の違いを踏まえて各社が主体的に目標を設定し、人材戦略のPDCAを回すための指標

  • 観測指標:グループ目標指標や各社目標指標の改善に向けた兆しや要因を把握するための補助的な指標

これらのKPIについて、ENEOSグループ人的資本経営推進会議においてKPIと目標水準とのギャップや前年差の変化に特に着目して確認し、その要因分析を踏まえて施策の優先順位や内容の見直しに反映することで、人的資本経営の実効性向上につなげています。

グループ共通KPIの体系

非財務指標と目標

第4次中期経営計画において、非財務指標として成長機会スコア75%以上、一人当たり教育投資額10万円以上、働きやすさスコア、働きがいスコア 75%以上、健康プレゼンティーイズム20%以下の目標を設定しました。教育投資については、重点領域への投資と効果の可視化を進め、人材価値の向上に取り組んでいます。働きやすさスコア、働きがいスコアについては、現状の課題認識を上司、部下で共有し、職場対話等を通じて改善に向けた取り組みを継続しています。成長機会スコアは、上司と部下でキャリアに関する対話を深めるとともに、タレントマネジメントを活用したキャリアパスの見える化により、社員の成長実感を高める仕組みを構築しています。健康プレゼンティーイズムにおいては、健康経営施策やヘルスリテラシー向上を通じ、さらなる改善を図っています。

人材戦略のKPIと2024年度実績・2027年度目標

  • 各項目に関連するエンゲージメントサーベイの質問の肯定的回答率の平均

  • ENEOSホールディングス、ENEOS の2社の実績

  • 心身の不調を抱えながらも欠勤をせずに就業し、生産性が低下している状態(労働生産性の損失割合)

(注) 各指標とも、左の数値が2024年度実績、右の数値が2027年度目標