一人ひとりの力を引き出し、個人の強みが最大限に発揮される状況をつくる
「適所適材」と並び、ENEOSグループの人的資本経営を支える重要な柱が「安心して誇りを持って働ける企業文化づくり」です。一人ひとりの力を最大限に引き出すために、そうした企業文化を組織全体に深く根付かせるべく取り組んでいます。健康経営を大前提とし、働きやすさ、働きがいを加えた3つの観点から、体系的・一体的に施策を推進しています。個が尊重され、一人ひとりの強みが組織の力として結実する環境をつくっていきます。
安心して誇りを持って働ける企業文化づくりの体系
健康経営
健康経営は、すべての事業活動や価値創出を支える基盤です。当社グループでは健康経営戦略マップを策定し、「個人の健康」「個人の活力」「組織の活力」という3つの観点から目標を設定しました。これらの目標のもとで従業員の健康リテラシー向上に取り組むとともに、健康診断の充実、メンタルヘルスケア、生活習慣改善などの施策を継続的かつ強力に推進しています。健康の重要性について経営トップが自らがメッセージを発信し、グループ全体での意識醸成を図っています。
働きやすさ
一人ひとりのパフォーマンスを高めるには、職場の働きやすさが重要です。心理的・身体的安全性の確保、多様な働き方の推進、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)の浸透などを通じて、誰もが安心して力を発揮できる環境づくりを進めています。例えば、多様性を受容する組織づくりの一環として、性的マイノリティへの理解・支援を目的とした従業員ネットワーク「ENEOS ALLY」の取り組みを当社およびENEOSから他のグループ各社へと広げています。
働きがい
働きがいを高めることは、一人ひとりの意欲や会社の求心力につながります。理念・ビジョンへのコミットメントを高め、互いを承認し合う文化の浸透に取り組んでいます。当社および主要な事業会社では、タウンホールミーティング等を通じて経営トップが会社の目指す方向を自身の言葉で従業員に伝え、対話を継続することで企業理念への理解と共感を深めています。またENEOSでは個人の気付きを周囲に伝えるフィードバック文化の醸成や、組織の課題解決に向けて主体的に行動するフォロワーシップの強化にも取り組んでいます。
当社およびENEOSにおける組織風土改革「つなぐプロジェクト」「つなぐ2.0」
「安心して誇りを持って働ける企業文化づくり」を横断的に推進する枠組みとして、当社およびENEOSでは「つなぐプロジェクト」を2024年5月に立ち上げました。「まずは上司から」「一人ひとりが当事者」をキーワードに、常務執行役員および部門長が責任者として取り組みをリードし、「安心して働くための3か条」を全社で実践してきました。その結果、定期サーベイを通じて心理的安全性の向上が確認されています。2025年5月から「つなぐ2.0」として、働きやすさに加えて働きがいの向上もスコープとし、活動をさらに進化させています。
安心して働くための3か条

